むかわ町は11日、穂別地区の国民健康保険穂別診療所で、看護師不足を理由に昨年12月29日から一時休止していた入院患者の受け入れについて、4月1日から再開する方針を明らかにした。派遣会社から派遣される看護師5人の採用が決まったため、シフトを組む人員を確保できる見通しとなった。
同日、同町議会定例会の行政報告で説明した。
町によると、派遣看護師の契約期間は3カ月ごとに更新し、最長で3年間派遣される。入院の受け入れを休止していた期間、鵡川厚生病院に4人の入院を依頼するなどして対応した。
竹中喜之町長は「町民の皆さんに大変心配をかけたが、持続的な診療所運営を進めたい」と述べた。