経験生かし復興支援 胆振東部3町 被災地に職員派遣 能登半島地震

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  • 2024年3月9日
経験生かし復興支援 胆振東部3町 被災地に職員派遣 能登半島地震

 胆振東部の厚真、安平、むかわ町は、1月に発生した能登半島地震の被災地に、職員を相次いで派遣している。3町とも2018年9月の胆振東部地震で多くの建物が損壊し、不安を抱えた住民が避難所生活を送る中、全国の自治体から派遣された職員の応援を受けた。各町とも人員は限られているが、できるだけ職員を現地に派遣し、被災者に寄り添っていく。

 むかわ町は8日、石川県輪島市に11日から順次派遣する職員5人の激励式を役場で行った。代表の今井喜代子参事兼統括保健師が「胆振東部地震の後、全国から派遣された保健師に在宅の高齢者訪問や避難所の健康管理で支援を受けた。この経験を輪島市の支援に生かしたい」とあいさつ。竹中喜之町長が「無理をし過ぎず、蓄積された経験を生かしてほしい」と激励した。

 同町の職員は、厚真町の職員とともに道の派遣チームの一員となり、12~16日に保健師1人、16~20日と20~24日の各期間に保健師と職員それぞれ1人ずつが輪島市で活動する。11日に同市へ向かう柳本園子保健師は「要支援者や病気を持つ人への支援など、輪島市が必要とするものを一つでも多く届けたい」と意気込む。

 厚真町も、むかわ町の職員と合わせて3班が3人態勢となるよう、12~16日に保健師と職員を1人ずつ、16~20日と20~24日に保健師を各1人、計4人を輪島市に派遣する。保健師は被災者の健康支援や衛生管理などに当たる。

 同町は1~10日にも職員を同市に派遣しており、「被災の経験や知見を生かし、復旧復興支援をしていく」と姿勢を示す。

 安平町はすでに1月19~24日に富山県氷見市に職員3人、2月18~23日に石川県輪島市に保健師1人、同26~29日に職員1人を派遣した。罹災(りさい)証明書の発行や災害廃棄物の処理支援など、被災地では欠かせない業務に当たり、復旧の一助となった。

 同町は「引き続き、地震を経験したまちの役割を果たしたい」としている。

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