むかわ町は8月30日、同町の道の駅「四季の館」で初の特別イベント「防災とメディア研究会inむかわ」(仮称)を開催する。町民や関係団体、事業者などでつくる実行委員会が主催し、全国から自治体職員やメディア関係者ら約100人が訪れる予定。同町は「防災、減災に関する意識付けや情報共有の場にしたい」と意気込む。
竹中喜之町長が昨年9月に札幌市で行われた「北海道防災とメディア研究会」(同実行委主催)に出席し、来場者約100人の前で講演。胆振東部地震の経験や、地方テレビ局の番組とインターネットを連携させるハイブリッドキャストの紹介などを行った。翌日、参加者が同町を視察した際、実行委から同町での研究会開催を依頼された。
当日は、シンポジウムやワークショップなどを想定している。地域住民などで実施する催しや官民一体となった防災フェスなどで防災意識の向上を図る。町は「研究会翌日に町内の視察も検討している。多くの方に復旧から復興へ向かう姿を見てもらいたい」としている。