白老町町内会連合会(粂田正博会長)は2日、町総合保健福祉センターで町内会活動実践交流会を開いた。町民ら65人が参加し、講話や町内の町内会活動の実践例を聞いて今後の取り組みのヒントを探った。
活動充実に向けて、優れた実践や町の課題を学ぶための事業。粂田会長は「互いに協力し、白老に住んで良かったという町内会をつくっていきたい」とあいさつした。
講話では、町社会福祉協議会の庭山了事務局長が同協議会と町内会との連携をテーマに語った。町社協が地域ボランティアの育成、災害発生時の被災者支援、行事用テントの購入助成などで町内会に協力していることを紹介。「誰もが住み慣れた地域で暮らし続けられるよう、知恵を出し合い、まちづくりを進展させたい」と語った。
町内会活動の実践例は、竹浦幌内東町内会(67世帯)の吉岡喜代子会長によって他町内会と連携した防災訓練を実施したことなどが報告された。
町内会活動功労者表彰式も行い、町内会役員として尽力した11人に、粂田会長が表彰状を手渡した。