よっちゃん

  • ニュース, 夕刊時評
  • 2024年2月26日
よっちゃん

 「跳び箱8段跳べた?」「余裕のよっちゃんだった」「今どき(小学生が)そんなふうに言う?」「言うよ」

 先日、うちに遊びに来た小学5女児とのやりとり。余裕のよっちゃん。もはや中年以上しか使わない言い回しかと思っていたので驚いた。イカソーメンや盆菓子が大好物というちょっと渋い子なので「例外」の烙印(らくいん)を押しかけたが、あちこちで聞いてみると、割りと今の子どもたちも使うようだ。

 朝飯前といった意味合いのこのフレーズは一体いつ頃から、誰が使い始めたのか。そもそも、よっちゃんとは誰なのか。「余裕のよっちゃん酢漬けイカ」という言葉遊びの略?。諸説飛び交うが、よっちゃん自体は誰でもなく「冗談はよしこちゃん」「合点承知の助」なんかと同様、「単なる語呂合わせみたいなもの」という説が最もすっと腹に落ちた。

 「よ」から始まるあだ名なら「よっしー」などと語尾に伸ばし棒があったり「りん」とか「るん」とかが付いたりした方が今っぽいがそこは語感重視。ヒット曲「高嶺の花子さん」みたいなものか。いわれが何であれ、新陳代謝が加速する中で脈々と受け継がれるよっちゃんに時代を超え、子どもを引き付ける不思議な引力のようなものを感じている。(輝)

こんな記事も読まれています

    •          苫小牧民報創刊75周年記念講演             豊丘村制施行70周年記念講演 入場無料 三國清三シェフ 「70歳からの挑戦」   講師 三國 清三 氏 日時 6月7日(土) 令和7年 開演15時

    • 2025年7月22日
  • テストフリー広告

       苫小牧民報社創刊75周年記念講演会 入場無料  【講師】アルピニスト 野口 健氏  【演題】富士山から日本を変える  ~山から学んだ環境問題~  日時・会場・申込・問合せブロック  2025年(令和7年)8月9日(土)

    • 2025年7月18日PR
    テストフリー広告
  • テストフリー広告

       <!DOCTYPE html>  <html lang=”ja”>  <head>  <meta charset=”UTF-8″

    • 2025年7月18日PR
  • TEST
    • 2025年7月15日
  • TEST
    • 2025年6月26日
ニュースカレンダー

紙面ビューアー