第12回女子日本アイスホッケーリーグ(スマイルリーグ)ファイナルトーナメントが23日、帯広市を舞台に開幕する。2次リーグAプール首位の道路建設ペリグリンは王座奪還へ、同Bプール首位のトヨタシグナスは初優勝を懸けてそれぞれ大一番に挑む。
ファイナルは25日までの競技3日間。全国からA、B、Cプール各4チームずつの12チームが集い10月に釧路市で1次リーグ、11月に苫小牧市で2次リーグを展開し、順位に基づいた組み合わせでファイナルトーナメントの枠順を決めた。
Aプールの道路建設は、接戦を制して2次リーグを1位通過。昨年の決勝は、Daishinに逆転されて1―2で惜しくも優勝に届かず、相手の初制覇を許した。女王の座奪還へ士気が高まっている。
トヨタは圧倒的な強さでBプール堂々の1位。今季も勝負強さを見せて各種大会でタイトルを獲得しており、チームは絶好調だ。念願の初優勝に期待が高まる。
組み合わせ(別表)を見ると、トヨタは初戦で高須クリニック御影グレッズと対戦。勝てば2回戦でシード枠の道路建設と激突する。優勝候補筆頭の道路建設、トヨタ両チームが2回戦で対戦する可能性は高く、白熱した試合に注目が集まりそうだ。