白老町商工会女性部(熊谷あき子部長、82人)は16日、今春町内の小学校に入学する新1年生に贈る交通安全マスコット作りを町大町のしらおい経済センターで始めた。
取り組みは、1978年に新入学児童の無事故を願う会員が「交通安全・愛の鈴」を手作りしたことから始まり、46年目。マスコットは児童が「無事(家に)帰る」ことを願ってカエルの形にし、信号機の青、黄、赤、さらにカエルをイメージする緑色のフェルト地を使用。ランドセルに付けてもらえるようにかわいらしいデザインにしている。
熊谷部長は「安全に帰宅してもらえるように祈りを込めている」と述べ、部員20人と綿入れや縫い取りを進め、目玉を付けて一つずつ丁寧に仕上げている。
町教育委員会によると、今春の小学校入学予定児童数は70人(16日現在)。完成品は3月上旬にも青年部(大塚雄裕部長)の部員らと白老八幡神社でおはらいし、その後に町教委を通じて児童らに贈られる。