安平町民有志でつくる「一般社団法人ENTRANCE(エントランス)」は3月1日夜、町追分地区の飲食店を飲み歩くイベント「はしご酒」を開催する。コロナ禍による中断を経て、約4年ぶりの復活。主催者は多くの参加を呼び掛けている。
町内のはしご酒は、胆振東部地震で客足が落ち込んだ商店街のにぎわいを取り戻そうと、有志らで組織する「安平町復興ボランティアセンター」(現エントランス)が企画。2018年末から追分、早来の両地区で交互に開催してきたが、20年3月に予定していたはしご酒を中止して以降、見合わせていた。
今回は、エントランスとはしご酒運営実行委員会が主催し、町商工会が後援する。当日は午後5時30分から、JR追分駅前にあるコミュニティースペース「ENTRANCE」で受け付け、同6時スタート。はしご酒の対象はENTRANCEのほか13飲食店で、参加費は1000円。
エントランスの担当者は「最近、飲みに出る人が限られているという話を聞いた。(コロナの)規制もなくなったので『再開させよう』という機運になった」と開催の経緯を説明。「みんなでお酒を飲み、会話を楽しむ機会になれば」と期待を込める。
参加の申し込みはQRコードから。問い合わせは東條さん 携帯電話080(4046)8736。