海外旅行に行くことは楽しいですが、目的地が遠い場合はフライト時間が長いので疲れ、飛行機の中での過ごし方は頭を悩ませるところかと思います。私も昔は8時間のフライトの大半を寝て過ごすことが苦痛ではなかったのですが、最近では狭いシートで寝て過ごすことが苦しくなってきました。また、中途半端に寝て過ごしてしまうと、到着あるいは帰国してからの時差ぼけに苦しむことになります。帰国後に翌朝から授業などがあると、その疲れから少し憂鬱(ゆううつ)になってしまうことがあります。
海外旅行に行く際は、時差ぼけを防ぐために飛行機での睡眠のタイミングを考える人が結構いるかと思います。例えばヨーロッパ方面に向かうような時間が戻る場合は、結果として一日が長くなりますので、普段の日本時間よりも遅いタイミングで寝るのが良く、帰国の場合はその反対になります。
国際便に乗りますと、飛行機内の照明や機内食のタイミングは現地時刻に合わせるようになっていますので、飛行機に乗り次第、時計を現地時刻に合わせると睡眠のタイミングが分かりやすいかと思います。
特にやることの無い飛行機内ですが、国際便では、日本ではまだ公開されていない新作の映画が見られることが大きな楽しみになるかと思います。私はよく寝ることを忘れて何本も映画を見続けてしまい、現地に着いてから時差ぼけに苦しむことがあります。皆さまも海外旅行を行く際はお気を付けください。
(苫小牧工業高等専門学校准教授)