安平町早来新栄のホクレン南北海道家畜市場で17、18両日、肉牛の初競りが行われた。全国から多くの購買・販売者と道内各地の生産者が集まり、活気ある市場取引が繰り広げられた。
同市場での肉牛の競りは月2回行われ、初競りには道内各地から生後1年未満を中心に1年以上の黒毛素牛などが上場。市場内は、競り場の中に続々と引かれてきた牛の鳴き声が飛び交う中、参加者が電光掲示板に表示された数字の動向に注目しながら、良質な肉牛の落札を目指して声を上げ、活気に満ちた。
ホクレン苫小牧支所酪農課によると、初日は胆振、日高管内をはじめ、道内各地から子牛の黒毛和牛など1164頭が上場され、1148頭を取引した。18日は宗谷、上川管内なども含めて682頭が競りに掛けられ、668頭が取引された。