白老町立国民健康保険病院の常勤医で唯一の外科医が3月末に退職し、19日時点で4月以降の後任のめどが立っていないことが分かった。同院は後任が見つかるまで出張医によって対応し、外科診療は休止しない考え。
大黒克已副町長は「後任の確保に向けては手を尽くして粘り強く探している」と理解を求めた。
同院の常勤医は内科医3人、外科医1人の4人。退職するのは、整形外科医の田崎法昭医師(66)で2022年4月から2年間勤務した。また内科医の猪原達也院長(65)は2月末で定年退職し、後任の着任は3月1日付で決まっているという。