”恐竜のまち・むかわ”をアピールする祭典「むかわ町恐竜フェスタ」が19、20の両日、同町道の駅「四季の館」で開かれる。3回目となる今回は、穂別地区で見つかったハドロサウルス科の恐竜「カムイサウルス・ジャポニクス」(通称むかわ竜)やクビナガリュウ「ホベツアラキリュウ」の化石についての講演や、むかわ竜の全身骨格(レプリカ)の展示が行われる。
講演は2本立て。19日は午後4時30分から、穂別博物館の桜井和彦館長が登壇し、化石トークを繰り広げる。20日の午後1時30分からは、クビナガリュウの化石研究で知られる神奈川大学の佐藤たまき教授を迎え、穂別地区で発掘された化石などについて説明する。
このほか、VR(仮想現実)を使った恐竜解説のステージイベントや、穂別、鵡川両高校の生徒による発表(20日午前11時)もある。
会場内には、むかわ竜の巨大レプリカやクラフトを展示。AR(拡張現実)技術を駆使し、スマートフォンやタブレット端末で恐竜や海竜との撮影ができるほか、クイズ、イラスト復元体験、化石クリーニング体験などもできる。恐竜グッズの販売、桐生大学短期大学部(群馬県)アートデザイン学科のブースもある。
時間帯は19日が午後1時~同7時、20日が午前10時~午後4時。入場無料。
問い合わせは町経済恐竜ワールド戦略室 電話0145(45)2118。