白老町は11日、消防出初め式を白老中央公民館で開いた。分列行進を4年ぶりに復活させ、消防職員や町内5分団の消防団員、町婦人防火クラブ連合会メンバーら計約100人が隊列を組んで同館駐車場を行進。安心安全のまちづくりへ決意を表した。
大塩英男町長や町議会議員、近隣の消防関係者らが参列し、整然とした行進を観覧。この後、館内に会場を移して式典を挙行し、消防への協力企業や永年勤続消防団員らに表彰状を贈った。大塩町長は「大災害に対応し得る消防体制確立のため、活力あるまちづくりを進めていく」とあいさつ。町消防団の本間孝一団長は「町民の生命、身体、財産を守るため知識習得と技術向上に精進する」と決意を述べた。
同日、同館ロビーでは、しらおい防災マスター会や消防署、消防団の活動を伝えるパネル展も開かれた。2023年(1~12月)の救急出動件数は1134件(昨年同期比3件増)、火災は5件(同4件減)。
表彰者は次の通り(敬称略)。
▽消防協力者表彰 道南綜合土建(道見みちる社長)、白老ガス(前田智宏社長)▽北海道消防表彰 荒澤正広、千田司、宮本真一、長谷川桂、渡邊幸一、高木朝基▽日本消防協会表彰 高木弘美、本間孝一、荒澤正広▽北海道消防協会表彰 竹村富美彦、大友幸太、長谷川桂、水越康行、勝村英治、樋江井瞳美、森川忠▽東部消防連絡協議会表彰 岡本清美、桜木ますみ、桔梗原光男▽白老町長表彰 荒澤正広、長谷川桂、大友幸太、樋江井瞳美、水越康行、勝村英治、森川忠