安平町の2024年町民新年交礼会が10日夜、町内の追分ふれあいセンターいぶきで開かれた。町職員や商工会、農協関係者など約110人が出席。新たな年を祝うとともに、町のさらなる発展を誓った。
町や商工会などで構成する実行委員会が主催。実行委員長を務める及川秀一郎町長は、能登半島地震の被災地支援について「胆振東部地震の経験値を生かして要請に応えていきたい」と積極的に行う姿勢を示した。
また、復興のシンボル「早来学園」の開校や道の駅「あびらD51(デゴイチ)ステーション」の来場者300万人達成など昨年の明るい話題を紹介。今年は証明書の発行をコンビニで可能にすることや公共施設でのWi―fi整備、ゼロカーボンの推進を図る考えを示し、「町のスローガン『育てたい 暮らしたい 帰りたい みんなで未来へ駈(か)けるまち』の実現に向け、前へ進めていきたい」と意気込みを述べた。