むかわ町の2024年合同新年交礼会が9日、道の駅「四季の館」たんぽぽホールで開かれた。地元の経済界や福祉、農業関係者、来賓など約110人が参加。能登半島地震の犠牲者に黙とうをささげた後、新年の幕開けを祝い、それぞれの分野での決意を新たにした。
年頭あいさつで竹中喜之町長は「(穂別、鵡川)両地区のまちなか再生と住みよさ、関係人口の拡大を図り、なりわいや生きがい、味わいなど町の活力を高めていきたい」と胆振東部地震からの復興を進める姿勢を強調。「事前防災や事前復興を視点にしながら、災害に強い防災先導のまちづくりをしていきたい」と意気込みを語った。
また辰(たつ)年の今年を「むかわ竜の年」と位置付け、「試練や困難を乗り越え、発展の好機につなげる一年、天変地異のない穏やかな一年になれば」と述べた。
この後、参加者は和やかに懇談し、最後は三本締めで閉会した。