安平町は、EV(電気自動車)充電サービスなどを展開するENECHANGE(エネチェンジ、本社東京)と、町内公共施設へのEV普通充電設備の普及やゼロカーボンシティ実現に向け相互に協力していく連携協定を14日付で結んだ。19日の町議会定例会で及川秀一郎町長が行政報告した。
協定は、クリーンエネルギーとEVの普及促進により充電インフラの向上を図るとともに、観光や産業振興など地域経済の発展、環境保全、脱炭素社会の実現につなげる内容。災害時にEV普通充電器を無料開放することも目指している。
町は、経済産業省の「クリーンエネルギー自動車の普及促進に向けた充電・充てんインフラ等導入促進補助金」を活用して2024年度以降、役場庁舎や公民館など公共施設への設置を予定。「EVに乗りやすい環境整備、普及促進に努める」としている。