厚真地区伝統文化いけばな親子教室(上田敦子代表)の今年度最後の講義が16日、厚真町青少年センターで開かれた。町内外の未就学児と小学生、保護者を合わせた約30人がクリスマスをテーマにして花を生けた。
地域の子どもたちに伝統文化に触れてもらおうと、小原流苫小牧支部の会員が講師となり、6月から計8回にわたって花の生け方や楽しさを指導してきた。
最終日はレザーファンやガーベラ、カーネーションなどを使って創作。厚真中央小学校2年の中村芽生さん(8)、佐藤紬さん(8)、佐藤旭さん(8)の3人は「うまくできた。(自宅の)玄関やテーブルに飾りたい」と口をそろえた。
上田代表は「花に対する顔つきが変わってきて、子どもたちの成長のすごさを感じた。お母さん方も一緒に学んでくれて、いい雰囲気の中でできた」と目を細めていた。