安平町早来地区の小中一貫の義務教育学校「早来学園」にある「まなびお」で16日、クリスマスフェスが開かれた。児童による出店やものづくり体験ワークショップなどがあり、訪れた町民らが一足早いクリスマスの雰囲気を楽しんだ。
町独自の教育事業「あびら教育プラン」の取り組み。会場内ではサンタクロースに扮(ふん)した子どもたちが「遊育(ゆういく)」の企画でマルシェを開き、自ら考案したオリジナルのアクセサリーやキーホルダー、髪飾りを販売したり、射的や輪投げのコーナーを開設して来場者をおもてなし。アイシャドー作りなど子どもの好奇心があふれる出店もあった。
早来学園3年の齊藤和希君(9)は鉄砲ゲームや折り紙体験のコーナーを開設し、「お客さんがいっぱい来てくれ、笑顔になっていたのでよかった」と話していた。
このほか、家庭科室(キッチン)や美術室(アトリエ)で、地域住民が講師となったアイシングクッキー作りや、早来学園生が手ほどきする紙皿ギター、マラカスといった楽器作りのワークショップも開催された。