白老町のアイヌ文様の刺しゅうサークル「チシポの会」(石井シゲ代表)の作品展が来年1月24日まで、町末広町のしらおいイオル事務所チキサニで開かれている。
会員5人がアイヌ文様の刺しゅうを施したタペストリー6点、コースター5点、ルウンペ(木綿衣)とバッグ各3点、エプロン2点、ミニ着物とランチョンマット各1点の計21点が並ぶ。
モレウ(渦巻き)やアイウシ(とげ)など伝統のデザインで表現した美しい文様の数々は見応え十分だ。
同会は16、17両日に会場内で初心者対象の刺しゅう教室を開催予定で、19日以降は教室で制作された作品も合わせて展示する予定。
展示は午前9時~午後4時。入場無料。月曜日のほか、29日~来月3日は休館する。