闇バイトの相談、昨年から急増 識者「周囲が気付いて」

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  • 2023年12月5日
闇バイトの相談、昨年から急増
識者「周囲が気付いて」

 全国で相次いだ広域強盗事件では、高額報酬をうたい、SNSで犯罪の実行役などを募る闇バイトに注目が集まった。闇バイトに関して今年、警視庁に寄せられた相談は、前年の5倍近くに急増。金欲しさに応募する若者が後を絶たないとみられ、識者は「周囲の人が止めることが大切だ」と訴える。

 警視庁によると、1~10月、闇バイトに応募したり、犯罪に加担したりした人らから寄せられた相談は昨年同期の約4・7倍に上った。「嫌になって断ると『殺す』と脅された」「連絡を無視したら家に男が来た」などの内容で、一度関わると抜けられなくなる実態が改めて明らかになった。

 同庁が9月に高校生や大学生ら約2130人を対象に行った闇バイトの意識調査では、「荷物を運ぶだけで即日3万円もらえる求人があればやりたいか」という質問に対し、「そう思う」「ややそう思う」との回答は計20・7%に上った。

 同庁は、このような求人は闇バイトの可能性が高いと注意を喚起。高校や大学での啓発活動や闇バイトのSNS投稿に削除要請をするなど対応を強化している。

 奈良女子大の岡本英生教授(犯罪心理学)は闇バイトに手を出す若者が絶えないことについて、「普段から気軽に使っているSNSで応募できることに加え、不景気や物価高の中、手軽にもうけられることが要因ではないか」と分析する。

 闇バイトの実態を伝える報道も多いが、「それでも手を出してしまう人はテレビや新聞から情報を得ていないのではないか。親や周囲の人が犯罪に手を出していないか気を配る必要がある」と訴えた。

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