白老町教育委員会は2日、町コミュニティセンターとその周辺を散策しながらスマートフォンの写真撮影技術とPR手法について学ぶワークショップを開いた。町民ら20人が参加し、撮影のこつを学びながら、まちの魅力を見つけたり、SNSを使った発信の楽しさを味わったりした。
町教委の公民館講座事業の一環。講師は、和歌山県在住の写真家で企画製作会社ギンエン代表の東詩歩さん(26)。
参加者は、東さんから撮影のこつや素材発見のポイントなどの説明を受けた後、会場を出て、路地に咲く草花や建物の影など、それぞれが気付いた白老の魅力にスマホを向けた。東さんは「日常の大切な瞬間に気付くきっかけにしてもらえたら」と話した。
参加者の白老東高3年、山本大智さん(17)は「枯れかけた花の魅力など、普通に歩いていただけでは気付かないような細かな感動に気付けた」と笑顔を見せた。参加者が撮影した写真は、インスタグラムのハッシュタグ「#しらおい365」で検索すると見ることができる。