認知症がテーマの記録映画「ぼけますから、よろしくお願いします。」(2018年公開)の上映会が25日午後1時半から、白老町中央公民館で開かれる。定員200人で無料、希望者は直接会場へ。
町ケアマネージャー連絡協議会と町認知症の人と家族などの会、町社会福祉協議会、ヘルム3・9の共催。
上映作は、80代後半で認知症と診断され、自身の異変に戸惑う信友直子監督の母親と95歳で家事と介護を担うことになった父親の姿を記録している。
厚生労働省の推計によると2025年には高齢者の5人に1人が認知症になるとされる。町ケアマネ連協の関係者は「町民の半数が65歳以上の白老町で、認知症になっても社会参加し、住み慣れた地域で安心して暮らせるまちにしたい」と企画の趣旨を語り、「映画を通し、介護への関わり方や理解を深めて」と呼び掛けている。
問い合わせは町ケアマネ連協(町社協内) 電話0144(82)6306。