厚真町の冬の一大イベント、第17回あつま国際雪上3本引き大会が来年1月21日、同町本郷のかしわ公園野球場で開かれる。主催する同大会実行委員会は出場チーム(8~16人)の募集を開始した。今大会から性別を問わないスタイルに変更し、「友達や職場仲間同士などでチームをつくって参加を」と広く呼び掛ける。
雪上3本引きは、厚真町発祥の冬のスポーツ競技。レクリエーションの要素もあり、活力ある職場づくり、勤労意欲の充実につなげるほか、地域に根差したスポーツの振興を図ろうと開催している。ほっかいどう大運動会の競技種目にもなっている。
ルールは雪上の特設コートに設置した長さ16メートルの3本の綱のうち、8人で制限時間(40秒)内に2本を自陣に引き込めば勝利となる。途中で他の綱に移動することができるのが特徴で、チームワークや体力だけでなく、戦略や頭脳プレーも重要になる。試合は3セットマッチで行い、2セット取ったチームが勝ちとなる。
3年ぶりに開かれた今年1月の第16回大会は、町内外から30チーム約400人が参戦。苫小牧のアームレスリングチーム「パンプアップ塾」が5連覇を達成し、苫小牧の野球チーム「Feliz(フェリース)」が初出場で準優勝と健闘した。
参加料は1チーム1万円。優勝チームには賞金20万円と副賞として厚真のさくら米80キロを贈呈。2~4位にも賞金と副賞を用意している。
申込書に必要事項を明記し、実行委事務局の厚真町商工会に直接持参またはファクス0145(27)3877。大会ホームページからもエントリーできる。先着60チームで、締め切りは12月18日。
問い合わせは同商工会 電話0145(27)2456。