気温がグッと下がり冬の訪れを感じる。冬季スポーツもシーズンに入り、各競技で活気を見せている。
苫小牧市ハイランドスポーツセンターでは13日から、屋外リンクの散水が始まった。水まきを繰り返し分厚く頑丈な氷を作り上げるため、関係者らの懸命な作業が続いている。
昔は小中高の各学校に学校リンクが見られたが、温暖化などの影響により年々姿を消した。それでも氷都苫小牧は公共施設5会場のリンクを有し、現在も各年代の各種競技で盛んに氷上競技が行われ、選手らが氷の上を駆けている。
来年1月27日~2月3日には国民スポーツ大会が18年ぶりに苫小牧市を会場に開かれる。アイスホッケー競技、スケート競技の計4種目。全国各地から強者が集い熱戦を展開するビックイベントを前に、大会準備が進められており、市民の注目も集まっている。
恵まれた環境の氷都で繰り広げられる冬季スポーツの輝きと、選手たちの躍動を追い続けたい。(優)