「文化の日」の3日、厚真、安平、むかわの胆振東部3町で、地域住民が出演する文化祭のステージ行事が繰り広げられた。文化団体などに所属する住民や中高校生が、踊りや演奏を次々に披露。出演者、来場者とも、秋のひとときを満喫した。
安平町追分地区では、2023年度第53回文化祭芸能発表会が追分公民館で開催された。プログラムは民謡や和太鼓、詩吟、歌謡、舞踊などで、出演者はスポットライトを浴びながら日ごろの練習成果を披露。自慢の歌声や華麗な舞いで来場者を楽しませた。若い世代ならではのユニークで軽やかなパフォーマンス、プログラムにはないサプライズ演出もあり、会場は盛り上がった。
むかわ町では、10月13日に開幕した鵡川地区総合文化祭が最終日を迎え、ダンススクールやサークル団体などのステージ発表が道の駅四季の館で行われた。子どもたちのダンスを皮切りに、コーラスサークルの合唱、電子オルガンやピアノの演奏、鵡川獅子舞保存会による迫力満点の和太鼓など多彩なプログラムが組まれ、出演者は練習の成果をステージで存分に発揮した。
厚真町では3日夜に厚南会館で芸能発表が行われ、詩吟・吟舞やフラダンス、カラオケなどが繰り広げられた。このほか4日までの2日間、総合福祉センターや厚南会館で小中学生の絵画作品をはじめ、書道や生け花、刺しゅうなどが展示され、多くの人が鑑賞を楽しんだ。