第58回白老町文化祭が3日から、町中央公民館で始まった。メイン会場の講堂には35団体・個人が出品した写真や絵画、絵手紙、書をはじめ、生け花や手芸、盆栽、陶芸など幅広い分野の計1401点が並び、町民の目を楽しませている。展示は5日までで、11日午後1時からは10団体による詩吟や民謡、舞踊などの第35回ステージ発表会が行われる予定。
会場設営には主催の町文化団体連絡協議会や共催の町教育委員会のほか、町内に拠点を置く陸上自衛隊北海道補給処白老弾薬支処が協力した。
2階では茶道りんどうの会によるお茶会も4年ぶりに開かれ、多くの町民が菓子と茶の味を堪能した。代表の塙知津子(雅号・宗知)さんは「常に席がいっぱいになるほど(町民が)待ちかねていたのだと思うとありがたい」と話していた。
保育園、幼稚園児や小学生が描いた水彩画やハロウィーンをテーマにした作品も会場に花を添えている。
午前9時~午後5時、最終日は同3時まで。