むかわ町は2日、全国の河川で発がん性が指摘されているPFAS(有機フッ素化合物、ピーファス)が検出されている事態を受け、7月17日と同22日に町内4カ所で行った水質検査の結果を公表した。浄水場2カ所からは検出されず、水源2カ所で検出されたが、国の飲用水の暫定目標値(1リットル当たり50ナノグラム、ナノは10億分の1)以下だった。
水質検査は春日浄水場、稲里浄水場、中島水源、仁和・栄水源で実施。浄水場は未検出とし、中島水源で9ナノグラム、仁和・栄水源で47ナノグラムが検出された。
いずれも国の暫定目標値を下回ったが、水源2カ所の水質検査は再度実施する。結果は町民に周知し、環境省の手引書などに基づいて対応する方針。
問い合わせは町経済建設課上下水道グループ 電話0145(42)2417。