むかわ町教育推進委員会は7月29日、鵡川中学校(宮田真基校長)で「町教職員研修会」を開いた。町内小中学校と高校の教諭計75人が参加。「ICT(情報通信技術)を活用した教育の実践~MEXCBT(メクビット、文科省のオンライン学習システム)を含めた具体的な活用」と題する講演を聞き、グループ協議を通じて最新のICT技術を学んだ。
同委員会の研修は昨年に続いて2回目。講師は道立教育研究所人材育成部の森田雅彦主査が務めた。森田主査は「個別最適、協働的な学びで、今まで伸ばせていなかった能力を伸ばせるのがICTの良さ」と話した。
参加者は15班に分かれ、ICTで可能になる学習活動について意見交換を行い、回答をタブレットに入力した。「エクセルでデータ収集」や「調べ学習で事前調査に活用できる」などの意見がステージ上のモニターに表示され、参加者全員で共有した。