中学国語、正答率58・4% 前年度1割減、記述式「表現力課題」―全国学力テスト・文科省

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  • 2024年7月30日
中学国語、正答率58・4%
前年度1割減、記述式「表現力課題」―全国学力テスト・文科省

 文部科学省は29日、小学6年と中学3年を対象に4月実施した、2024年度の全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の結果を公表した。中学国語の平均正答率は58・4%で、前年度の70・1%から下がった。記述式での正答率が低く、文科省は「目的に応じた表現力が課題だ」と分析している。

 全国の国公私立計約2万8000校、約186万人の児童生徒が参加。能登半島地震で被害を受けた石川県輪島市の小中12校は参加しなかった。国語と算数・数学の2教科で、中学国語以外の平均正答率は上昇傾向となった。小学国語は67・8%、算数63・6%、中学数学が53・0%だった。

 都道府県別では小中ともに秋田、東京、石川、福井などの都県が上位だった。大きな地域間格差はなかった。

 中学国語は、現在の出題方式となった19年度以降で最も低い平均正答率。特に記述式が・1%と低かった。

 今年度の出題では、生徒同士の話し合いの内容を踏まえた上で自身の考えを記述するなど、目的に応じた文章表現が求められた。担当者は「これまでより踏み込んだ出題で、学力が落ちたとは捉えていない。記述するだけから脱却し、自身の文章を客観視する力を育んでいく」としている。

 小学国語では、事実と自身の意見を区別して書くことが課題として上がった。算数・数学でも記述式の正答率が低く、データを基に数字や言葉で説明する力を身に付ける必要性が浮かんだ。

 学習環境などのアンケート調査は今回、初めて全面的にオンラインで実施。ネットワーク環境の安定性確保のため分散して行われ、トラブルはなかった。来年度は中学理科をコンピューター使用型(CBT)で行い、年度には全面移行する方針。

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