今月下旬から福岡県などを会場に開かれる2024年度全国高校総合体育大会(インターハイ)に砲丸投げと円盤投げで出場する厚真町の厚真高校(佐瀬雅彦校長)の生徒3人が26日、町役場を訪れ、宮坂尚市朗町長を表敬訪問した。それぞれ「決勝に進出したい」などと目標を語った。
3人は、3年生の兼本洸埜さん(17)と中島愛梨さん(17)、1年生の大垣尊良さん(15)。
6月に旭川市で開かれた道高校陸上競技選手権大会で、大垣さんは砲丸投げ(記録14メートル52)と円盤投げ(47メートル05)で1位、兼本さんは砲丸投げ(14メートル34)で2位、円盤投げ(43メートル01)で3位、中島さんは円盤投げ(36メートル59)で3位になり、全国大会への出場を決めた。
大垣さんは厚真中学校時代の2023年10月に鹿児島県で開かれた特別国民体育大会の少年男子B円盤投げに出場し、決勝で2位になったことがあり、「インターハイは2種目で優勝し、2冠を達成したい」と意気込みを見せた。兼本さんは「決勝に進出し、優勝を目指す」、中島さんは「まずは予選を通過したい」と抱負を述べた。
宮坂町長は「目標を掲げてかなえることは、ステップアップにつながる。悔いのないようにしてほしい」と激励した。