むかわ町の子育て応援事業「むかこみゅ」の一環として、防災イベント「みんなの命はみんなで守ろう! 防災クッキング&マイクラ体験教室in鵡川」が13日、鵡川中央小学校で開かれた。鵡川婦人団体連絡協議会と鵡川高校の生徒や教諭計17人が講師となり、参加した幼児から大人まで40人に防災の大切さを教えた。
「むかこみゅ」を展開する合同会社GCs(ゲーシーズ)が主催し、今年で2回目。参加者はポリ袋に詰めたサツマイモご飯やポトフを、保存水を使用してカセットこんろで調理する体験を行った。
会場では、同校の「マイクラ防災班」がコンピューターゲームを使って画面内に同小周辺を再現。津波発生時などに胆振東部消防組合鵡川支署に避難することを伝えた。
参加した同小5年の須藤剛臣君(10)は「事前に準備する大切さが分かった」と話し、同高3年の川奈野悠馬さん(17)は「子どもたちは、ゲームを通じて楽しく防災を学ぶことができたと思う」と手応えを語った。