ナチュラルサイエンスと札幌、東京、大阪の関連会社の社員約130人は9日、虎杖浜地区の海岸や国道36号などで清掃活動をした。
同社工場の建設が虎杖浜で始まる前年の2015年から続く地域貢献。関連会社との交流などを目的に毎夏実施しており、10年目。
今年は白老婦人団体連絡協議会の役員ら4人も参加。海岸ではペットボトルや空き缶、ファストフードの紙容器といった生活ごみから、蛍光灯、古タイヤ、発泡スチロールの破片、漁網など大きなごみまで、40リットルの袋40袋分を拾い集めた。
海洋生態系に及ぼす影響が大きいと微細なマイクロプラスチックが世界的に問題視されている中、参加者は清掃を通じ、環境保全に関心を高めていた。
小松令以子社長は「社員の平均年齢は33歳で、次代を担う世代。社にとって第2の古里の虎杖浜を清掃し、豊かな水環境を保つ白老の素晴らしさを大切にし続けてほしい」と語った。