白老町内で6、7両日、飲食店2店が主催する焼き肉イベントがそれぞれ開かれた。今年で創業40周年を迎える町社台の白老牛の店いわさきの「感謝祭2024」と、町森野の徳寿ファームが運営するKANTO(カント)の開業初イベント「白老徳寿和牛&イチゴ祭り」。いずれも雨をしのぐテントの中、七輪を囲みながら笑顔でバーベキューを楽しむ光景が広がった。
いわさきの感謝祭は2日間で延べ約1000人が訪れた。直営牧場で生産された高品質な牛肉を提供するイベントで、抽選会も行われた。町日の出町の男性(70)は「毎年来ている。肉のうまさに雨は関係ない」と晴れやかな笑顔を見せた。
カントには延べ約1600人が訪れ、牛肉だけでなく自家栽培イチゴの販売も好評だった。徳寿ファームの親会社梨湖フーズ(本社札幌市)の広報担当者は「初のイベントながら、多くの方においしさを知ってもらえて良かった」と話していた。