安平町の道の駅あびらD51(デゴイチ)ステーションで4月29日、建物内で展示する蒸気機関車(SL)D51―320号の屋外展示とキハ183系の車内公開、ミニSLの乗車体験が行われた。鉄道ファンや家族連れが訪れ、ゴールデンウイーク(GW)の行楽を楽しんだ。
D51の屋外展示とミニSLの運行は追分SL保存協力会、キハ183系の車内展示はあびら鉄道交流推進協会(通称おおぞら会)の取り組み。5月から10月まで第2、第4日曜日に行っており、GW期間はSLの屋外展示とミニSLの乗車体験を3、5日も実施する。
29日はD51が建物内から姿を現すと、大勢の人が写真を撮影した。キハ183系の車内公開とミニSLの乗車は無料で、家族連れなどが楽しんだ。
札幌市白石区から家族3人で訪れた小学5年生の米田(まいた)駿君(10)は「SLとキハ183系の車内を見ることができてよかった」と話した。