白老東高校（大木康弘校長）で9日、新入生61人と2、3年生の対面式が行われ、上級生が和やかな雰囲気で新入生を歓迎した。九つある部活動や外局の代表者らが活動内容を紹介し、積極的な加入を呼び掛けた。

　新年度最初の生徒会行事。3年の成田初音生徒会長（17）は「学校の雰囲気や部活の内容を知って学校生活を楽しみましょう」と呼び掛け、美術部の代表者が作品を見せたり、吹奏楽局が演奏を披露したりと、それぞれの特色をアピールした。男子バスケットボール部はアニメの主題歌をモチーフにした映像で活動をコミカルに紹介し、関心を集めていた。

　新入生代表であいさつした赤川雫葉（しずは）さん（16）は「期待と不安もあるが、これからの学生生活が楽しみ。先輩たちのような活躍ができるよう頑張りたい」と述べた。大木校長は同校が「皆さんの『変わりたい』を応援できる高校」とし、「よいものをたくさん持っている先輩と一緒に大きく変わってくれることを願う」とエールを送った。