東京都八王子市在住の点描画家、秋山峰男さん(80)が22日まで、白老町本町のしらおい創造空間「蔵」で原画展を開き、鳥や花を描いた8点を発表している。
秋山さんの作品は、ペン先を紙に打ち付けてできる点の集合で描かれている。展示作品は鳥や星をモチーフにしており、宇宙を感じる不思議な雰囲気が漂う。
開幕初日の17日は点描画体験教室を開き、参加者は黒い紙に水性ペンで点を打ち、渦や植物、星などを思い思いに描いた。秋山さんは「うまく描こうとする必要はない。心を込めて、ひたすら点を打ち続けると形らしいものができてくる」と点描の楽しさを伝えた。
町石山から友人と参加した新岡世子さん(85)は「点描を初めて体験した。みんなでわいわい絵を描くのは楽しい」と話していた。
原画展は、20日まで午後5~7時、21日が午前9時半~午後0時半、22日が午前10時~午後3時。点描画体験は21日も午前10時から開き、無料だが予約が必要。申し込み、問い合わせは担当の渋谷さん 携帯電話090(2811)6166。