国内最大規模の黒毛和牛畜産企業で白老町に生産牧場がある敷島ファーム(本社栃木県那須町)は16日、同町に「農業振興に活用を」と100万円を寄付した。
2018年から毎年続けており、7回目。累計額は今回を含め1100万円。
同社の高田正樹社長が庁舎を訪れ、「白老牛をはじめ、地場産品のPRに役立てて」と善意を手渡した。受け取った大塩英男町長は「農業のPR事業などに活用していく」と高田社長に感謝状を手渡した。
同社は那須町を拠点に黒毛和牛の生産牧場を展開し、飲食店やホテルも営んでいる。白老町では繁殖から肥育まで一貫生産の牧場を3カ所で運営。約7000頭を飼育し、同町の畜産に貢献している。