厚真町の厚南中学校(石崎和昌校長)で13日、「焼きいも会」が開かれた。秋の日差しを浴びながら、生徒と教職員、保護者らが旬の味覚を味わった。
秋の古紙回収に合わせて食を楽しむ催しを―と2021年に始めて3回目。保護者でつくる同校PTAが作業に協力し、地域住民がサツマイモを無償で提供した。
1、2年生31人が3グループに分かれ、古紙回収、芋の準備、かまの火おこしを分担して進めた。それぞれ作業に汗を流し、保護者や教職員、3年生に出来たての焼きいもを振る舞った。
1年の工藤俊人さん(13)は「大変だったが、いつもよりおいしく感じた。みんなで協力して楽しかった」と振り返り、同じく北島千聖さん(13)は「初めてだったが、にぎやかに焼いもを食べることができて感動した」と話していた。