胆振総合振興局が住みよい環境や地域社会づくりに貢献した個人、団体を表彰する2023年度住民運動実践功労者総合振興局長表彰に安平町の遠浅自治会女性部(待永むつ子部長)が選ばれた。4日に町役場総合庁舎で、関俊一局長から表彰状が贈られた。
同表彰は、地域の連帯性を高め、日常生活を明るく住みよい環境にすることを目的とした「緑と花いっぱい運動」「暴力追放運動」「省資源・省エネルギー運動」などを5年以上自主的に行い、豊かな地域社会づくりを推進してきた個人や団体を表彰するもの。
同女性部は、前身の遠浅婦人会時代から30年以上にわたって、JR遠浅駅などの地域の花壇整備、JR早来駅前の国道234号沿いで行われるビューティーサポート(花壇整備と清掃活動)への参加、高齢者の見守り訪問、交通安全運動など多岐にわたって事業展開してきた。代表して賞状を受け取った待永部長は「続けることはいいことだと改めて心に思った。引き続き協力を呼び掛けながら、活動を続けていきたい」と謝辞を述べた。
同席した安平町の及川秀一郎町長は「旧早来町時代から皆さんの活動が続き、道からの表彰を受けたことを町としてもうれしく思う。成り手不足や大変な作業など今年は暑さもあって苦労したと思う」と祝福とねぎらいの言葉を掛け、「花を見て笑顔になる人がたくさんいる。引き続きご協力を」と呼び掛けた。