安平町と明治安田生命保険相互会社は3日、健康増進に関する連携協定を結んだ。町で展開する取り組みと同社の持つ知見やノウハウを組み合わせることで地域のニーズに対応し、町民の健康増進、サービスの向上を図る。
町では現在、高齢者大学や足腰シャンシャン教室といった高齢者の交流や生きがいづくりの事業を展開している。同日、町役場で行われた締結式で及川秀一郎町長は「健康増進の取り組みが町民に広がっていくことが大事。締結を機に(町の)各種事業と連携しながら知見を生かしてもらえたら」と期待した。
同社はがんや認知症の予防、健康増進に向けたアドバイスなど地域住民の健康づくりをサポートする「みんなの健活プロジェクト」、イベントや講座、教育を通じて暮らしの向上を図る「地元の元気プロジェクト」といったさまざまな事業を展開している。苫小牧支社の掛水洋支社長は「住民の健康寿命の延伸、地域の活性化に向けて一緒に汗を流していきたい」と話した。
同社は昨年、厚真、むかわの両町とも協定を締結している。