白老町選挙管理委員会(花輪千代明委員長)は20日、任期満了に伴う町議選(10月24日告示、29日投開票)の立候補予定者説明会を白老コミュニティセンターで開いた。定数14に対し、18陣営から計33人が出席。出馬を検討中の陣営もあり、最終的な立候補者数は流動的なものの選挙戦となる公算が大きい。
出席したのは現職11陣営と新人6陣営、元職1陣営で、このうち女性は現職2人のみ。
町選管職員が約1時間半にわたり、立候補の届け出に必要な書類や選挙運動の決まりごとなどを説明した。2020年の改正公選法以降初の町議選で、ポスター作製費や選挙カーの経費が公費負担となることから、複数の陣営から質問が相次いだ。
町議会の現在の議席は、3月の町長選出馬のため1人が辞職して13人。このうち現職1人が9月会議後に引退を表明している。説明会に出席しなかった現職1人は説明会後の取材に対し、立候補の意向を示している。
町選管によると、9月1日現在の選挙人名簿登録者数は1万3986人。内訳は男性6656人、女性7330人。