むかわ町は、2018年9月6日に発生した胆振東部地震から5年が経過したのに合わせて30日午後1時から、道の駅「四季の館」で防災講演会~防災対策先導のまちへ~を開催する。東日本大震災の被災経験者や復興に携わった関係者を講師に迎え、災害により強いまちづくりについて考える機会にする。
当時の出来事を風化させることなく、今後想定される日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震といった巨大地震や津波に備えてもらおうと企画した。
講演は2部構成で行われ、第1部(同1時10分~)は東日本大震災の教訓を後世に伝える活動を展開する大船渡津波伝承会(岩手県)の斉藤賢治会長が登壇。津波の際、生死を分けたポイントや今後心掛けてほしい津波対策についてアドバイスする。第2部(同2時30分~)では、岩手県釜石市の復興に携わる建設技術研究所(東京)の伊藤義之氏が事前の防災や事前復興などについて話す。
当日は講演会場以外に、穂別町民センターでも講演の模様を放映するほか、ユーチューブ「むかわ町公式」でもライブ配信する。
問い合わせは町情報防災対策室 電話0145(42)2423。