白老美術協会(田中照比古会長)は17日まで、白老町本町の町中央公民館で第55回「白美展」を開いている。60~80代の会員18人の絵画、彫刻、陶芸の作品計28点が並び、訪れた人の目を引いている。観覧無料。
白老仙台藩陣屋跡の史跡公園、虎杖浜、ポロト湖畔などを描いた風景画や、卓上の本、果物、花などをモチーフにした静物画が1階ロビーに展示されている。
味わい深い陶製の大きな器や彫刻、コンピューターグラフィックによる作品もあり、来場者の関心を集めている。午前10時~午後5時(最終日は同4時)。
同展は1966年から毎年この時期に実施しているが2018年は胆振東部地震、21年はコロナ禍の影響で中止した。