厚真町議会定例会が12日に開会し、一般質問に6氏が登壇した。町は新町地区に整備した最先端デジタル園芸施設(イチゴハウス)について、現施設を運営する事業者を募集し、来春の収穫に向けて12月ごろの定植を予定していることを明らかにした。
三國和江氏への答弁。町によると、今月19日まで事業者を公募しており、現在1事業者から申請があることを説明。予定通り行けば、今月末に企画提案書を提出してもらい、10月にプレゼンテーションを行う。町は施設の生産量として年間約6・9トンを見込むほか、作業員を「地元から積極的に採用することを要領に盛り込んでいる」とした。
伊藤富志夫氏は、来年から浜厚真地区で整備を考えている津波避難施設(津波避難タワー)について質問。町は200人規模が収容できる施設を想定しており、来年度実施設計、2025年度建設の方向で調整しているとした。