安平町の早来神社秋季例大祭本祭の8日、「子どもみこし」が4年ぶりに早来の市街地に繰り出した。法被姿の子どもたちが威勢よくみこしを担ぎ、まちなかに元気な声を響かせた。
早来地区子どもみこし実行委員会が主催。新型コロナウイルス感染症の影響で3年間実施を見送っていた。
小中一貫の義務教育学校「早来学園」に通う前期課程(小学1~6年相当)の児童や園児を合わせ約120人の子どもたちに、保護者、地域住民が加わった。
子どもたちは「わっしょい!」と声を上げてみこしを担ぎ、町社会福祉協議会前から町役場総合庁舎、JR早来駅前通り、中心街などを1時間ほどかけて練り歩いた。
同学園3年の秋田光晴君(8)は2019年以来の参加。「距離が長くて大変だったが、到着した時はうれしかった」と話した。
奉納子供相撲大会は中止となった。