第50回全日本中学校陸上競技選手権大会(8月22~25日、愛媛県総合運動公園陸上競技場)の男子砲丸投げで中学生日本一に輝いた厚真中学校3年の大垣尊良さん(14)と同大会に出場した選手、関係者が6日、厚真町の宮坂尚市朗町長を表敬訪問し、結果を報告した。
町役場を訪れたのは、大垣さんと女子砲丸投げに出場した同3年の中島花奏さん(15)。大垣さんは2位に約70センチの差をつける16メートル53をマークして優勝を果たし、「1年生の頃から1位を目指して、やっと念願がかなった」と喜びを語った。
中島さんは12メートル27を投げて全体20位の結果となった。大会期間中に「暑さで体調を崩してしまった」と悔しさをのぞかせた。
宮坂町長は「大垣さんはこれからみんなに追われる立場になるが、プレッシャーに負けず、五輪を目指して」と期待。中島さんには「全国大会に出場すること自体がすごいことで、足跡を残してきたのは大きな一歩。新たな目標を立てて次のステージを目指して」と奮闘をねぎらった。