鵡川漁業協同組合厚真支所ホッキ部会(西舘純之部会長)は5日、地元で水揚げしたホッキ貝(殻付き225キロ)を厚真町教育委員会に寄贈した。浜厚真にある支所の港前で遠藤秀明教育長に直接手渡した。
地元の子どもたちに旬の味覚を味わってもらおうと、2010年から続けている取り組み。西舘部会長(57)は「とてもおいしいので、たくさん食べて」と子どもたちへの願いを託した。
ホッキ貝は13日、町内の認定こども園2園と小中高校計5校の給食でホッキカレー(650食分)として振る舞われる。遠藤教育長は「子どもたちにも大変好評。海の幸を味わうことで自然や漁業者の思いを知ってもらう大切な機会になる」と謝辞を述べた。