むかわ地域商社「M Dino」(エムディノ=遠藤研二代表)は、恐竜の町をPRする菓子「北海道恐竜ようかん」を商品化し、町内外で販売を開始した。製造から約5年保存することができ、災害用の備蓄、アウトドアにも活用できる。
地域商社によると、ようかんは菓子、食品などを手掛ける井村屋(津市)で製造。小豆にカカオマス、ココアバターを練り込んだチョコレート味に仕立てた。
パッケージにも町の特色を取り入れ、▽穂別地区で発掘された恐竜「カムイサウルス・ジャポニクス」(通称むかわ竜)▽クビナガリュウの「ホベツアラキリュウ」▽ティラノサウルス―の3種類を用意。町の公式キャラクター「むかろん」も添えた、むかわ町オリジナルの商品となっている。
価格は1個300円で町内のたいやき店「いっぷく堂」、ぽぽんた市場をはじめ、苫小牧市内の道の駅ウトナイ湖、オートリゾート苫小牧アルテンなどで販売。道の駅「四季の館」や穂別博物館では3個入りのセット販売(850円)も予定している。
担当者は「カロリーが高く、エネルギー補給にも適している。チョコレート味で食べやすいので、子どもたちにもぜひ食べてもらいたい」とアピールしている。