白老町の飛生アートコミュニティー(国松希根太代表)は9日、同町竹浦の旧飛生小学校と周辺の森で文化芸術イベント「飛生芸術祭2023」を開幕する。17日までの各日午前10~午後4時にアート作品を公開する。入場料は会場に募金箱を設置し、寄付制とする。
同コミュニティーでは、複数の芸術家が旧飛生小校舎を共同アトリエとして利用しながら創作活動をしている。09年から年1回、旧飛生小の木造校舎と周辺の森を会場に「飛生芸術祭」を開催(胆振東部地震などの影響で中止した年を除く)している。
今年は、森全体を一つの作品と捉えて創作された作品などを公開。校舎内では飛生に関わる札幌市出身の芸術家小助川裕康さんの壁画や、大阪府出身の船越菫さんが手掛けた白老町の風景をモチーフにした絵画などを展示する。
期間中の週末は、ワークショップなどイベントの実施や飲食物を提供する。
昨年までオープニングとして開いてきた踊りや音楽ライブを楽しむ「トビウの森と村祭り」は休む。
駐車場は無料。詳しくは同コミュニティーのホームページ(https://tobiu.com/)。