安平町のキッズダンスチーム「Smile☆Cheerful(スマイル・チアフル)」は結成10周年を記念したスマイルフェスティバルを2日、早来町民センターで開いた。来場者は、メンバーのダンスパフォーマンスや保護者による縁日などを楽しんだ。
スマイル・チアフルは2013年に発足。各種イベントへの参加や高齢者施設の訪問などを通して、地元に元気を届けてきた。現在のメンバーは3歳から中学生まで30人。
ステージではかわいらしいダンスや迫力満点の大技などを披露し、会場から拍手を浴びた。地元の追分いぶき太鼓、早来すずらん太鼓保存会やフィットネスサークルも駆け付け、イベントに花を添えた。
縁日では、駄菓子やジュース、千本釣り、ストラックアウトなど子どもたちが楽しめるコーナーを設けた。センター内ではから揚げや枝豆、おにぎり、屋外では焼き鳥やホットドッグを提供した。また、資金調達などで制作したメンバー考案のオリジナルエコバッグも販売した。
リーダーを務める早来学園8年(中学2年相当)の佐藤帆華さん(13)は「初めの頃はダンスを覚えられなかったが、だんだん覚えられるようになり、楽しくなった。大変な時もあったけれど、メンバーに支えられてここまでできた」と感慨深げに振り返り、今後もパフォーマンスを通して「安平町をもっと笑顔であふれるまちにしたい」と意欲を表した。]